3.言葉
フィリピンの公用語はマニラで主に話されるタガログ語と英語ですが、セブでは
セブアノ語(ビサヤ語)と英語が主な共通言語となります。
フィリピンは世界で3番目に英語を話す人が多い国といわれており、教育やビジネスの場では英語が使われています。
特にセブはフィリピンの中でも英語がよく通じるので、生活の言葉として英語を安心して使えます。その他、ビサヤ諸島の言語としてワライ語やイロンゴ語などがあります。
また華僑の人は歴史的に福建省から来た人が多く、彼らの間では今でも中国語のアモイ(福建語)語が使われています。
4.人々
セブの人々は、セブアノ(Cebuano)と呼ばれ、スペイン系、中国系、ヴィサヤ系、ネグリト系の血を受け継いだ人々です。
スペインの伝統を色濃く残すこの地域は、中国系フィリピン人も数多く見られ、彼らはスペインによる植民地時代に中国南部(福建省)から移住してきた人々の子孫達で、数世紀に渡りセブの政治・経済に重要な役割を果たしています。
メトロ・セブの高級住宅地に住むセブ人のほとんどは、少なからず中国系の血を引いているとも言われています。
近年は、リタイアメントビザを取得し永住またはロングステイしている欧米人、日本人、韓国人が急増し、その数は7万人を超えています。