5. 気候
フィリピンは熱帯雨林気候に属しているため、1年を通じて気温・湿度ともに高いですが、セブ島は雨季と乾季の差がそれほど無く、1年を通じて穏やかな気候です。
「フィリピン=台風」を想像する人が多いですが、セブはほとんど台風の被害が無い地域です。
6.宗教
サント・トーマス教会(ダナオ市) 道教寺院(セブ市南東部)
実に国民の9割以上がキリスト教(ローマンカソリック)を信仰するフィリピン。セブは、マジェラン上陸によるフィリピンのキリスト教発祥地として有名です。
セブは、フィリピンの中でも最も歴史と宗教が色濃く残る土地で、セブ最大の祭典「シヌログ」パレードに代表されるように、行事や祭事など人々の生活にキリスト教の影響が色濃くみられます。
宗教はキリスト教、とくにカトリック教会とプロテスタントが主流ですが、ミンダナオ島から来たマラナオ人らの間ではイスラム教が信仰されています。
中国系の人々には仏教や道教、インド系住民にはヒンドゥー教を信仰する者もおり、セブ山手の邸宅街には大きな道教寺院があります。