セブ概要
セブはリゾートとして世界的に有名ですが、ロングステイやリタイアメント先としても近年つとに注目を集めています。
その理由は、
1.地震や台風などの天変地異が非常に少なく、気候が穏やかである事。
2.フィリピン第二の大都市でありながら、都会の利便性とリゾートの快適性を一度に享受できる事。
3.物価が安く、治安も良い事。
1.地理
セブ州は、フィリピンの 首都マニラより南へ約584km(東京−大阪間の距離)の中部ヴィサヤ地方(RegionⅦ)に属し、
1.セブ本島
2.マクタン島
3.バンタヤン島
4.カモテス諸島
5.他の小さな島々 から構成されます。
ネグロス島(東)、レイテとボホール島(西)、シキホール島(南)、マスバテ島(北)に囲まれたセブ州は、外洋の影響を受け難く非常に穏やかで豊かな海が広がっています。州全域に美しいビーチやダイビングスポットが点在し、世界中のツーリストやダイバー憧れの地ともなっています。
セブ本島
セブ州の中核をなし、細長く(南北に225km)伸びたセブ州最大の島です。東海岸中央部にある州都セブ市(人口約72万人)を中心 としたメトロ・セブ(セブ市、マンダウエ市、ラプラプ市)は、メトロ・マニラに次ぐ大都市圏(人口約230万人)を形成しています。
また、スペイン植民地時代の旧跡が残るのがセブ市で、最近ではフィリピン最大のショッピングモール・チェーン「SM(シュー・マート)」や「アヤラショッ ピングセンター」などの大型ショッピングモールも市内各所に建設され、生活面の利便性も高まっています。
マクタン島
セブ本島から2つの橋で結ばれたマクタン島(ラプラプ市)は、数多くのリゾートホテルが集中しており、一般にツーリストの方が「リゾート・セブ」と呼ぶのは、マクタン島を指す場合が多いようです。
また、島内には100社を超える日系企業が精密機器や縫製業などの製造工場を展開しています。
セブ本島南部
セブ本島南部には数多くのダイビングスポット(アポ島、バディアン島、ペスカドール島など)が点在し世界中のダイバーのメッカとなっています。
その代表がモアルボアル(Moalboal)で、ホテルやダイビングショップが多数あり、ダイビングの中心拠点としてマクタン島に継ぐ大リゾートエリアになっています。
また、セブ最大の滝「カワサン滝」がモアルボアル市内から40〜50分の距離にあり、観光名所となっていて、滝つぼで泳ぐこともできます。
セブ本島北部および近くの島々
セブ島北部は、観光地化があまりされておらず美しい海と手付かずの自然が満喫できるエリアです。1742年に建築された歴史的なサント・トーマス教会、 セブ北部への入り口で交通の拠点であるダナオ市や、バンタヤン島への中継地点ボゴなど手付かずのセブが残る地域です。
また、バンタヤン島やマラパスクア島 は、美しい自然と海が残され、特にマラパスクア島は「第2のボラカイ島」として欧米ツーリストの目的地として注目を集めています。